Ragi Lab

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雑学や日常を書いています。

【ネタバレ注意!】君の膵臓をたべたいで感じた事書いていく

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こんにちは、こんばんは

ラギです!

 

この記事は最初からネタバレ全開なので

まだ見てない方はご注意ください!

 

この前の記事が、

まだ見てない方用の記事になっているので目を通してみてください。

 

ragirrg.hateblo.jp

 

 

今日は

映画を見た方用の記事を書いていきたいと思います。

見た方と少しでも共感できる記事になればいいです!

 

 

ストーリーはもう分かっていると思いますが

あらすじだけサラッと書いておきます。

 

 

あらすじ

 

他人に興味を持たない(滋賀春樹)が

盲腸の抜糸で訪れた病院で手帳の落とし物を拾う。

 

手帳の名前は共病文庫

 

僕はその手帳の中身を見て、

持ち主は膵臓の病を患っていて

余命はもう少ないことを知る。

 

その持ち主は、クラスメイトの山内桜良のものだった。

彼女はクラスでも明るく人気者。

 

これが初めて会話をした時だった。

 

そんな彼女の秘密を知ってしまい、

残りの人生に付き合ってくれと言われる。

 

他人に興味がない僕は断り、

「残りの人生、好きに生きればいい」

と言って帰ってしまう。

 

だが後日なぜか彼女は僕と同じ図書委員会に立候補してきた。

なぜ余命が少ないのに図書委員なんてやるんだ?と尋ねると

「君が好きに生きろって言ったんじゃん」

と返ってきた。

 

嫌々、同じく図書委員をすることとなった。

そんなある日、彼女は

「君の膵臓をたべたい」

と言い出した。

 

昔に、悪い臓器の部位を食べると病気が治るという言い伝えがあったそうだ。

 

そんなこんなで僕は彼女の残りの人生に付き合うことになった。

とても明るく強い彼女と居るうちに、

僕自身の考え方も変わってきた。

 

そんな明るい、病人だと感じさせない彼女が突然入院してしまった。

心配した僕は急いで病室に向かうが、

ただの検査入院だったようだ。

 

入院期間が延びてしまったが、

無事に退院をできた彼女。

その退院した日の午後、彼女とカフェで待ち合わせをした。

待ち合わせ中、メールで

「君の爪の垢を煎じて飲みたい」

と打ち込み

消してこう書き直した。

 

君の膵臓をたべたい

 

メールを送信し待つ僕のもとに

待っても待っても彼女は現れない。

夕方になり待つ事を諦めた僕は

家に帰り、信じられないニュースを目にした。

 

僕との待ち合わせ場所に向かう途中、

彼女が通り魔に刺されて亡くなったのだ。

 

呆然とする僕は、彼女の葬式にも行かず

彼女のいない日常を過ごした。

 

少し立ち直った僕は、彼女の家に行き

彼女が書いていた共病文庫を見せてほしいと

彼女の母親にお願いをする。

 

生前彼女は、母親に

「私が死んだら、

この本を取りに来る人に渡してほしい。

その人は臆病だからすぐには取りに来ないと思う。

でも絶対取りに来てくれるから。」

と話していた。

 

そのことを思い出した母親は、僕に本を手渡す。

 

その中には、病気になったこと

僕と過ごした日常、みんなへのメッセージ

 

そして僕へのメッセージが書かれていた。

 

それを読んだ僕は、今まで泣くことを我慢していたが

初めて泣いてしまった。

 

 

彼女から貰った、勇気や元気

それを無駄にしてはいけないと僕は更に変わっていき

周りに馴染んでいく。

 

 

1年後、彼女の友達とお墓参りにきた時、

一片の桜が僕の隣を飛んでいく。

その時、彼女が微笑んでいるような気がした。

 

 

 

君の膵臓をたべたい

感想、自分なりの解釈

 

 

以上があらすじになります。

結構長く書いてしまいましたね(笑)

簡単に書くつもりだったんですけど。。。

 

この作品って

ヒロインである桜良が膵臓の病気で亡くなるのではなく、

通り魔に刺されて亡くなってしまう

という衝撃的なシーンが本当に印象に残ると思います。

 

私はこの作品、実写を見て好きになったのですが、

数日あのシーンが頭から離れませんでした。

 

なので、アニメ版を見た現在

ずっとあのシーンが頭の中を駆け巡っています。

もちろんこの記事を書いてる今も。。。

 

 

通り魔に刺されて亡くなった

ということで見終わった後も

モヤッっと感というか

胸糞悪さ(言葉が悪い)

が残る方もいるのではないでしょうか。

 

おそらく映画を見たほとんどの方が、

「桜良が通り魔に刺されなかったら」

と思ったことでしょう。

 

 

あのシーンは本当に頭が真っ白になりますよね。

(邪道だと言われるかもしれないですが、

通り魔に襲われないストーリーも見てみたいと思った)

 

あと、桜良の退院後の描写がなく

刺されてしまうシーンもありません。

そして、春樹は葬式にも行きません。

 

なので、映画を見てる人たちは、

春樹目線でストーリが進んでいくため、

退院前の桜良しか見ることができません。

あの無邪気な女の子の笑顔をもう見ることができないのです。

 

もう一度生きている桜良を見たいと思ってしまいます。

 

そう思いながら映画を見ていたら、

悔しさと悲しさで気づいたら泣いていました(笑)

 

おそらく作者がこの映画で私たちに伝えたいことは、

「人はいつ死ぬか分からない、明日死ぬのかもしれない。

だから、今を精一杯生きて人生を楽しんでください!」

 

と言っているように感じました。

 

本当にいつ死ぬかなんてのは誰にもわからないことですよね。

 

この作品に出会えて本当に良かったです。

 

もう一度、上映が終了される頃に行き

貸し切り状態で号泣して来ようと思っています(笑)

 

とても長くなってしまいましたが、

最後まで読んでいただきありがとうございました!